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会報
活動報告
新しいスタッフが加わりました 看護師 中井悦子
3月末より看護師として勤務させていただいております中井悦子です。暖かい雰囲気で「和」のある和田内科医院のスタッフの一員になり、勤務出来ました事を、大変嬉しく思っております。
自宅は一橋小学校のすぐそばで、3人の子供がおります。仕事、子育て、家事と何かと多忙な毎日ですが、それ故に“一日一日、日々を大切に”と心掛けております。
来院されます患者様は、病気に対するいろんな痛みや悩みを抱えて来られていると思います。生意気ですが私は少しでも患者様のその痛みや悩みを和らげられるお手伝いができればと思っております。重い気持で来院されましても、お帰りの時にはほっとした気持になられて帰っていただけますように、努めていきたいと思います。
私自身、気の付かない事、至らない事、多々ありますが、皆様との関わりを大切にし、いつも笑顔で頑張っていきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願い致します。
スタッフ紹介 受付 吉村多恵子
思い起こせば、まだ残暑厳しい10月でした。私は先生の奥様との御縁で、長年勤めた会社を辞し、大阪からこちら京都に居を移し、まったく以前とは職種を異にする医療事務に携わることになった訳です。
恥ずかしい詣ですが、それ以前はコンピューターのマウスすら触ったことが無く、40過ぎての新しい事への挑戦に戸惑う毎日で、先生、患者様には随分迷惑をおかけしたことと思います。ですが恵まれた
職場環境と良き同僚に恵まれたお陰でここまでやってこれました。
先生は以前、日赤に勤めてあられましたが、病院外来では各々の患者様への時間がとれず思うようなインフォームドコンセントが叶わなかったようで、和田内科では患者様の症状に合わせて、現状、治療方法、薬の説明を丁寧にするよう心掛けておられます。昔のように医師任せでは無く、報道、文献等で医学知識を持てる患者様への現在の治療方法はインフォームドコンセントを充実させることで、医師と悪者様との信頼関係が生まれ、そのことが患者様の病気の不安を少なくし、治療への意欲を増させることになるのではないでしょうか。私も両親を他の病院へ連れていくことがありますが、その度に和田先生のインフォームドコンセントの丁寧さが良くわかります。
又、総合病院とのコネクションもしっかりとお持ちで、病状を見極めてそちらに紹介されることも一日に何例も有り、ホ−ムドクターとして地域社会に根づく為にも、保険診療レセプトの審査を始め糖尿病医会の発足、各科専門医との情報交換、また専門分野の学会にも参加されたり、民間向けの講演にも積極的に取り組んでおられます。この努力の積み重ねが先生と患者様との強い信頼関係になっていると思われ、そのことが私達スタッフにまで温かい気持ちで接して下さるのを感じます。
この信頼を失わぬように今後も日々努力して行きたいと思いますので、宜しくあ願い致します。
生活習慣病 −肥満は諸悪の根元−
生活習慣病という言葉も今では一般的に用いられるようになってきました。肥満、高血圧、高脂血症、糖尿病などを指しますが、特にこの4つは「死の4重奏:deadly qualtet」とも呼ばれています。この4つはそれぞれ別の原因で起こってくるのではなく、多くの場合は肥満が全ての始まりと考えられます。つまり、肥満のために血圧が上昇しやすく、肥満のために血中脂質(とくに中性脂肪)が増加し、そして肥満のために糖尿病となってしまうのです。それぞれはたとえ軽度であっても、4つ揃うと心筋梗塞や脳卒中などに羅患する可能性が高くなるのです。
肥満には、皮下脂肪型肥満と内臓脂肪型肥満の大きく2種類がります。特に生活習慣病と関連しているのはお腹の中の腸管の周りに付いている脂肪、つまり内臓脂肪です。皮下脂肪は代謝が遅く、一旦付いてしまうとなかなか減りませんが、内臓脂肪は代謝回転が速く、分解された脂肪代謝産物は肝臓に直接運ばれ、高脂血症や高血糖の原因となります。内臓脂肪の蓄積の程度はCT検査(超音波検査、ウエスト/ヒップ比などでもある程度解りますが)で判定できす。典型的な皮下脂肪型肥満は別として、一般的には肥満といえば皮下・内臓の両方に脂肪が蓄積しており、痩せることにより両者の脂肪が減少します。
肥満が諸悪の根元と考えられますので、治療としてはまず体重を減少させる(痩せる)ことから始めなくてはなりません。そのためには絶対に食事制限が必要です。1日の摂取エネルギーは何カロリーが良いかは一緒に相談しましょう。簡単な計算方法を最後に載せておきます。「これを食べれば痩せる。」という物はありません。テレビ番組や新聞雑誌の広告や他人の体験談などは簡単に信じないで下さい。楽して痩せることは不可能です。最初の2・3日の空腹は辛抱して下さい。ここを切り抜ければ空腹感はなくなってきます。断食をしている人は毎日空腹感と闘っているわけではありません。
ところで、肥満は脂肪が身体についている状態ですが、この脂肪は中性脂肪であり脂肪細胞に貯めこまれていますc食事から余分に摂ったエネルギーは一部は燃焼させ、一部は中性脂肪の形で脂肪細胞に貯蓄します。つい最近まで脂肪細胞は単なるエネルギーの貯蔵庫と考えられていましたが、近年いろいろなホルモンやサイトカインなどの生理活性物質を産生していることが分かってきました。それらは生体にとって良い作用をするものもあれば悪い作用を及ぼすものもあります。肥満になって脂肪細胞が大きくなると悪い作用の生理活性物質が多く産生され、痩せて脂肪細胞が小さくなると良い作用の生理活性物質の産生が増加してきます。悪い生理活性物質の代表的なものにTNF-αという物質があります。これはインスリンの作用(血糖を低下させる)を阻害し、血糖値を上昇させます。肥満すると糖尿病になりやすい大きな理由の一つです。当然、痩せればこのTNF-αは減少し、逆に良い作用の生理活性物質の代表であるアディポネクチンなどが増加します。
◆理想体重=身長×身長×22
(身長はメートルで表す。165cmの方は1.65)
◆1日の接種エネルギー
理想体重×30カロリーでは、なかなか痩せません。(例:身長170cmの人。1.7×1.7×22×30=1900カロリー)
理想体重×25カロリー程度までの制限が必要です。
具体的な食品構成に関しては、当院の栄養士にご相談ください。
附:肥満度(BMI)25以上を肥満と判定します。
BMI=体重÷(身長×身長)
(体重はkg、身長はmで表す)
日ごろ診察室で「やせないといけませんね」と申し上げると、よく「運動をします。」と言う方がおられますが、運動で消費するエネルギーはわずかです。せいぜい200−300カロリー位でしょう。減量に王道はありません。食事療法を実践して着実に体重を落として行ってください。
「和の会」 行事報告 (15年7月〜16年3月)
第11回 「知多半島方面バスツアー」
平成15年7月13日 参加者92名
熱田新宮を参拝、南知多町師崎「美舟」にて昼食(入湯)、グリーンプラザみさき(農産物、苗)、豊浜さかな市場(海産物)にて買物。
悪天候にもかかわらず和の会始まって以来の多数の参加者で2台のバスでのツアーとなりました。
第12回 講演会
平成15年11月9日 参加者65名
リーガロイヤルホテル 「比叡の間」
●「癌と闘う ターミナルセラピー」
陶山医院院長 陶山芳一先生
●「診察室よもやま話」
和田内科医院院長 和田成雄
「ターミナルセラピー」の著者である元京都第一赤十字病院消化器科副部長陶山芳丁先生をお迎えし、ご自身の体験や終末期医療のあり方などをスライドを混じえてお話いただきました。
第13回 演奏会
平成16年3月14日 参加者70名
リーガロイヤルホテル 「紅葉の間」
●「ハーモニカ演奏」
宇治ハーモニカスクール代表
全日本ハーモニカ連盟理事 飛田保雄先生
●講演「白い巨塔はどこまで本当か」
和田内科医院院長 和田成雄
旧国鉄勤務の後、昭和34年から宇治市議会議員を5期勤められ議長などを歴任された後、昭和63年より本格的にハーモニカ演奏に取り組まれました。
演奏会では、荒城の月、浜千鳥、ダニーボーイなど多数の懐かしい曲、思い出の曲で盛り上がりました。
受付だより@ カウンターのムコウ
みなさんこんにちは、いかがお過ごしですか?
受付の青谷、吉村、和田です。
今回より皆さんに受付のこと、院内のことをより深く理解していただこうと、このコーナーを設けました。少しでもお役に立てればと思っています。
まず受付カウンターの中はどうなっているのでしょう。皆さんの想像以上に狭いスペースの中、私達3人と看護師が身のこなしも軽やか(?)に行き来しています。
私たちの仕事は大きく分けて、コンピューター入力、受付&会計、薬の調剤の3つで、これを各人1週間ずつのローテーションで動いています。それぞれがすべての役割を1週間ずつ任せられることによって、各人が仕事全般を把握し、お互いの情況をよく理解し、仕事の流れがスムーズになるよう心がけています。そしてさらには、奥の方で診察室とつながっており、先生と看護師との連絡が密にとれるようになっています。診察室横にはレントゲン室、診察室の奥のベッドでは心電図や点滴ができます。混雑時にはレントゲン室のベッドまでが点滴のベッドに早がわりし、採血、注射、投薬などなどでカウンターの中をスタッフが文字通り走り回る情況になる時もあります。患者様にはお待たせする時間が長くて御迷惑をおかけし申し訳ありませんが、とにかく精一杯頑張っておりますので、よろしくお願いします。
〈受付からのお願い〉
●毎月1回保険証は必ず受付へお出し下さい。
保険証変更の予定がある場合は前もって早めにお知らせ下さい。
●薬袋の再利用について
資源節約・時間の節約の為、お薬の袋を再利用することにしています。次回薬の必要な時に薬袋を御持参下さい。御協力の程お願いいたします。
●院外処方せんについて
院内に置いていない薬をお出しする場合、院外処方せんを発行します。これを持って調剤薬局に行って薬をもらって下さい。どちらの薬局に行かれても結構です。ただし処方日を含めて4日以内に行っていただかないと無効になりますので注意して下さい。それからしばしばご質問を受けることですが、いつももらっている薬に加えて今日はじめて新しい薬が出たとします。「その薬はこちらに置いていないので院外処方箋をお渡ししますので薬局で薬をもらって下さい」と先生から説明を受けた時…いつもの薬は和田内科で、新しい薬は薬局で、とほとんどの方
が思われるのですが、この場合は規則によりいつもの薬も含めてすべて薬局でもらっていただくことになっておりますので、御理解下さい。
次回予告
第14回 「和の会」バスツアーのお知らせ
−東尋坊、三国温泉−
日時 : 平成16年7月4日(日)
集合場所 : 和田内科医院南側(新熊野神社前)
集合時間 : 午前7時45分
出発時間 : 午前8時00分
参加費 : 7000円
申込締切 : 6月26日(土)
行程 :
新熊野神社前(8:00)〈名神・北陸道〉=東尋坊(11:40)=三国温泉(昼食、入湯)(13:05)=〈北陸道〉=日本海さかな街(買物)(16:25)=〈北陸道・名神〉=新熊野神社向い側(19:10)
オプション :
東尋坊遊覧船(大人1,100円、15名以上団体割引990円)
恒例になりました和の会のバスツアー。今回もおいしいお食事、観光、買物など楽しい企画を考えてみました。皆様お誘い合わせの上ご参加下さい。
編集後記
忙しさにかまけてなかなか原稿を書くことが出来ず、第1号発行より大分日が経ってしまいましたが、ようやく第2号の発行にこぎつけることが出来ました。療養上の注意や受付案内、スタッフ紹介など1年に2回位は発行したいと考えております。また皆様からの投稿も大歓迎です。内容は何でも結構です。よろしくお願いいたします。
「和(なごみ)の会」を結成してからすでに丸4年が経過し、この間に講演会や日帰り旅行など13回開催しております。毎回多くの方々にご参加を頂き、ありがとうございます。生活習慣病など慢性疾患の療養のための情報交換や親睦にお役に立
つように、いろいろ趣向を考え開催しております。今後も、当院通院中の方に限らず、ご家族や友人の方々ともご一緒古非ご参加下さい。